橋下市長 街頭演説は反論&質問OK

 看板政策「大阪都構想」の議論停滞脱却を目指し、市長辞職と出直し市長選出馬を表明した大阪市の橋下徹市長(44)は5日、今回選挙の街頭演説は聴衆からも質問を受けつけ議論する“街頭討論会”としたい考えを明かした。

 大阪市役所で記者団の質問に答えた。現在、実現に向けて警察と協議中としたうえで、橋下市長は「いつもの僕が30分、40分しゃべる一方的な演説じゃなくて、マイク双方向で、その場にいる人たちから賛成反対含めてどんどん意見を聞く場を設けようと考えています」と説明した。

 出直し選に向け、共産党が対立候補擁立の動きをみせていることには「大いに歓迎ですよ。僕の市長という職を奪って、新しい共産党政権を作ろうというのであれば、大いに論戦しようじゃないですか」と語った。

 橋下市長は、今夏までに都構想の「設計図」を作る作業が他党に阻まれたとして、出直し選に打って出る。

 今回選挙に「大義がない」として対抗馬擁立に消極的な自公民に対しては「大儀ないって、なら判断資料(設計図)もなしに、次の統一選地方選で何を議論するのか。選挙を就職の儀式とかに考えてるんじゃないか。大義も大義、おお大義だ」と主張した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス