宇多田ヒカル、過熱報道の自粛訴える
ロンドン在住のイタリア人バーテンダー、フランチェスコさん(23)と近く結婚することを3日に発表した歌手・宇多田ヒカル(31)が10日、公式ホームページで、イタリア国内で過熱する報道の自粛を求めた。また婚約者であるフランチェスコさんのメッセージも初めて掲載。「ヒカルのようなスーパースターと一緒になるということが、信じられませんでした」と素直な気持ちを明かした。
2人の結婚は、フランチェスコさんの出身地であるプーリア州ファサーノの月刊誌が、イタリアの地方出身のバーテンダーとスーパースターの結婚を「現代のおとぎ話」と今月1日付けで大々的に報道し、3日に宇多田側が結婚を発表する事態となった。
その後も全国紙であるイタリア紙「ラ・レプブリカ」がロンドンの高級ホテル、「ブルガリ・ホテル&リゾーツ」のバーテンダーと客という形で出会ったこと、「彼女が誰なのか、知らなかった。それが分かって(状況は)難しかった」などとフランチェスコさんが語ったことなどを報道。イタリア国内では報道合戦の様相を呈していた。
宇多田は10日、「イタリアのファンの皆様、報道関係者の皆様、その他関心を寄せてくださっている皆様へ」とHPにメッセージをアップ。「私とイタリア人の一般男性との結婚が、イタリアでこれほど注目を浴びるとは全く予期していませんでした。私にとって彼はただ『大切な男(ヒト)』であり、彼にとって私はただ『大切な女(ヒト)』です。」と過熱する報道に驚き、困惑する心境を明かした。
また、出会いについても、改めて「事実はつまらないもので、共通の友人を通して知り合いました。」と説明。8歳年下の再婚相手について「私よりも若い彼ですが、家族・友人・仕事・人生・愛などについての価値観は私よりもしっかりしている部分が多々あります。ご家族と触れ合い、その理由がよく分かりました。」と人柄や考え方に心底ひかれている気持ちをつづった。
イタリア国内での大きな反響について「とても感動しています」と伝える一方で、「どうか彼と彼の家族のプライバシーを尊重して頂けますようお願い致します。世間の注目の的になることは精神的に大きな負担であり、恐いものでさえあります。私のせいで私の新しい家族が辛い思いをしたり危険な目に合うのは、とても悲しいです。」と過熱する報道の沈静化を訴えた。
また、5月23日と伝えられるプーリア州での挙式当日に、ファンが式場へバスツアーを企画しているとのウワサを耳にしたことにも触れ、「ファンの皆さんのご支援にはいつも、本当に感謝しています、そして祝福のお気持ちに感激しています…なのでこんなことを言わなきゃいけないのはとても心苦しいのですが、結婚式はショーではないということをどうかご理解ください。」と静かに挙式できるよう、切に訴えた。
ファンだけでなく、挙式当日はマスコミが殺到することも予想されるため、「結婚式などの様子は、写真にて公表させていただきたいと思います。」と、対策を講じていることも報告。「当日発生し得る混乱を少しでも避けることが出来れば、と願っています。ありがとうございます。」と理解を求めた。
一方、婚約者のフランチェスコさんは、結婚報道後初めて、公式にコメントを発表。「バーテンダーという堅実な仕事をし、それにより地道に生活を営んでいます。他の人と何も変わりません。私は普通の家庭で育ちました。」と自己紹介した。
さらに「私のような普通の仕事をしている平凡な男が、ヒカルのようなスーパースターと一緒になるということが不思議に感じられるかもしれません。私自身も初めは信じられませんでした。」「正直なところ、ロンドンで将来を切り開いてみようと故郷のプーリアを出た時には、まさかこのようなことになるとは夢にも思いませんでした。しかし、これは神が定めた事であり、私はそれを信じます」と素直な心境を明かし、結婚を決めた心境をしたためた。
フランチェスコさんによると、宇多田とは「時とともに互いのことを知るにつれ沢山の共通点を発見しました」とも明かしている。
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