中井貴一 高梨らに、堂々と帰ってきて
俳優の中井貴一(53)が12日、都内で、テレビ朝日系主演ドラマ「時は立ちどまらない」(22日、後9・00)の制作発表に、黒木メイサ(25)らと出席した。
ソチ五輪の話題では、メダルを逃したスキージャンプ女子の高梨沙羅選手を気遣うように、中井は「日本人は『メダルを取れず、申し訳ない』と言いますが、堂々と帰ってきたらいい」と激励。高梨はノーマルヒルで4位に終わり、「支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えるためにいい結果を出せず、残念です」と懸命に涙をこらえ、インタビューに応じていた。
また、スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢(15)&平岡卓(18)の10代コンビがメダルに輝いたことに、黒木は「年下の選手が気になって、私も歳をとったんだなと感じます」と苦笑いを浮かべた。
ドラマは山田太一氏が脚本を手掛け、東日本大震災が題材。中井は「震災の話は『(事実と)違う』と思われる方もいるでしょうが、忘れないことが大事。非難を恐れず、伝えていかなきゃいけない」と使命感を燃やしていた。