加山雄三 岩谷時子さん遺作を発表へ
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数多くのヒット曲を手掛け、昨年10月25日に死去した作詞家で文化功労者の岩谷時子さん(享年97)のお別れの会が17日、都内のホテルで開かれ、生前に親交のあった加山雄三、ペギー葉山ら約300人が出席した。
生前、岩谷さんとのコンビで「君といつまでも」「旅人よ」など149曲を作り上げた加山は「岩谷さんありがとう!。出会ってなかったら今の僕はない」と遺影に感謝の思いを伝えた。そして追悼の思いを込め、ピアノ弾き語りで代表曲「海、その愛」を熱唱。天国にささげた。
実は岩谷さんの死去後、自分のために書き残してくれた遺作の詞が見つかった。7、8年前に書かれたもので、カモメが飛ぶ姿を人の人生に例えた作品だった。
「小説のようで難しいが、何とか曲を付けて、岩谷さんの誕生日(3月28日)に合わせて出したい。今年がダメなら来年でも」と、150曲目、最後の2人の作品として世に送り出すつもりだ。