出川哲朗 曾祖父、大叔父が財界の大物
お笑いタレントの出川哲朗(50)が23日、TBS系バラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演し、曾祖父や大叔父が財界の大物であったことなど、華麗なる一族であることが明かされた。
番組が出川の姉・峰子さんに家系について尋ねると、「亡くなった母から教えてもらっことです。母方の石井家の縁戚で偉い方がいると。経済界で」と証言した。
番組がさらに詳しく調べたところ、出川の父母は東北地方の三鬼家の出身であることが判明。出川の曾祖父三鬼鑑太郎氏は、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」のモチーフとなった「岩手軽便鉄道」の社長だったことが分かった。同社は後のJR東日本釜石線に発展した。鑑太郎氏は衆議院議員も務めた岩手県の名士だったという。
その息子で出川の大叔父にあたる三鬼隆氏は八幡製鉄の初代社長で日本製鉄の社長も務めた財界の大物であったことも判明。隆氏は日本経営者団体連合会(経団連の前身)の2代目会長も務めた。隆氏の息子の彰氏も新日本製鐵の会長を務めた。
番組では三鬼家の子孫に直撃。すると「出川さんてことは聞いたことはないけど、なんか、ご法度的に…なっていったような感じはあります」と多くを語らなかった。
出川は「全然知らないですね」と満足そうな笑みを浮かべ、MCの明石家さんまは「お前、ようお笑い芸人になったな」と華麗なる一族ぶりに感心した。