竹田恒泰氏 五輪ツイート炎上で釈明
明治天皇の玄孫で、日本オリンピック委員会(JOC)竹田恆和会長の長男・竹田恒泰氏(38)が28日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」に生出演、五輪出場選手についての意見でツイッターが炎上したことへの釈明を行った。
竹田氏は2月8日、ツイッターで「日本は国費を使って選手を送り出してます。選手個人の思い出づくりのために選手を出しているわけではありません」とつぶやいた。
これに対して「4年間この日だけを目指してひたむきにやって来た選手の負けた時のコメントくらい自由でいい。我々傍観者にあれこれ言う資格はないと思います」という反論が寄せられ、火がついた。竹田氏の再反論に対して再々反論が…。「楽しんだっていいでしょ!」「あなた、何様?」と感情的な投稿も殺到し、際限のない論争に発展した。
「ノンストップ!」はこの騒動をテーマとしてスタジオに竹田氏を呼んだが、竹田氏は冒頭「これはソチの開幕前につぶやいたものであるということです」と一般論であることを強調した。
確かに竹田氏は開催中の21日のツイッターでは「ソチ五輪に出場した選手たちはみな立派だ。メダルは噛まないし、国歌は歌っているし、見ていて感動しました」と出場選手たちを称えている。
しかし、スタジオの出演者たちはこれでは納得せず、女医タレントの西川史子は「なんでそんな上から言うのかね」とその姿勢に文句をつけ「国費っていうなら政治家も東大生も一緒じゃない」と指摘した。
タレントの千秋も「スポーツ選手はスポーツで頑張ればそれでいいじゃない」と反竹田色を鮮明に。さながらつるし上げ大会のようになった中、竹田氏は「かつての五輪ではけっこう見ていて気分が悪くなる選手がいたということです」と孤軍奮闘していた。