元テラハ近藤あや、日比ハーフに誇り
男女6人の共同生活を見守るフジテレビ系の恋愛観察バラエティ「テラスハウス」の元メンバー、近藤あや(22)が、4日更新のブログでハーフとしての誇りをつづった。
きっかけは4日、同じ日比ハーフの読者からの投稿で、「わたしもフィリピンとのハーフなんですけど、ハーフってことでいじめられていました。いまはいじられる程度になりましたが、こんなことで、、、と少し悔しいです。あやちゃんはそんな経験ありませんか?」と問い掛けてきた。
いつもは身の回りのことを軽い調子で採り上げる近藤のブログだが、今回は「同じ環境で悩んでる同志のために!真面目に答えたいと思います!!!」と背筋を伸ばして書き込んだ。
近藤も小学生のときにいじめ経験がある。「男子に『黒人!黒人!』って言われてる時代あったよ。そのとき、『なんで私みんなと違うんだろう』とか、『ハーフなんて嫌だ!』って思った」。
しかし、育つに従って近藤には違う世界が見えてきた。それはもう一つの母国、フィリピンだ。
「フィリピンに行けば、おばぁちゃんおじいちゃん、いるでしょ?きっと、たくさんのいとこがいるでしょ?近所の友達もたくさんいて、わたしは単純にフィリピンが大好きになった!」
確かに日本よりは貧しい国かもしれないが、フィリピンのそんな人たちに取り巻かれて、近藤は気づいた。「豊かさってなんだろう」と。
「日本には物質的豊かさはあるけど、フィリピンには、心の豊かさがある!行けばわかると思うけど、貧しくてもフィリピンの方がhappyな人たち多くない??(笑)」
そして、自分がハーフであることの幸せを感じた。「他国に行って、自分を迎え入れてくれる環境があるって、ハーフにしかできないっておもう!」。単なる旅行者ではなく、半分の血が流れるハーフだからこそ、そんな豊かさに気づくことができたのだろう。
「人と違うことは素晴らしい!わたしはなにより、祖国じゃないのにこうやって私を生んで育ててくれるお母さんが大好きだし、自慢!!!」
近藤が高らかに宣言したこのハーフとしての誇りに対して、何人かの日比ハーフからの感謝のコメントが寄せられた。
中でも、近藤がこのブログを書くきっかけとなった質問をしてきた投稿者は「あやちゃん、本当にありがとうございます…自信持てました!改めてフィリピン大好きです♡」と近藤の温かく励ましに満ちた書き込みに感謝した。