宍戸錠「仕事が少なくて危機」と訴え
俳優の宍戸錠(80)が7日、都内で行われた「スターウルフ」DVD‐BOX2(14日発売)の発売記念座談会に登場。「仕事が少ない。危機を感じている」と訴えた。
宍戸は昨年2月に東京・世田谷の自宅を火事で全焼した。会見で「お住まいはどうしてらっしゃるんですか?」と質問されると、宍戸は「内緒。でも、だいたい(自宅の)近所にいるようないないような…見たら、あのジジイ元気だなって分かりますよ」とはぐらかし、「危機を感じています。(仕事が)少ないことにです」と本音も明かした。
宍戸は、火事で自宅を全焼後はしばらく、ホテルではなく、「安い」という理由で、ラブホテルを転々としていた。
昨年12月で80歳となったが、宍戸は「90歳で殺し屋の映画を作りたい。家は燃えちゃったけど、土地があるから売ったら映画1本ぐらい作れるだろう」と“エースのジョー”らしい構想を語るとともに、高級住宅街にある土地は、自宅焼失後も売却していないことをほのめかしていた。