佐村河内氏 “別人”に変身し会見
作曲偽装が問題となっている佐村河内守氏(50)が7日、都内のホテルで会見した。トレードマークの長髪をバッサリ切り、サングラスを外した姿には、報道陣も本人と気づかなったほど。インターネット上では、“別人”に変身した風貌について、映画評論家でタレントの「おすぎに似ている」などと驚きの声があがっている。
午前11時5分。黒いスーツ姿、白いシャツ、ノーネクタイ姿の佐村河内氏が足早に会見場に姿を見せると、一斉に無数のカメラのフラッシュがたかれた。しかし、会見場にいた記者、カメラマンの中には、本人でははなく、代理人の弁護士と思っていた人もいた。実際、とあるテレビでは、佐村河内氏の登場にもかかわらず、代理人と勘違いし、本人の姿を追わず、次に姿を見せると思われた入り口方面にカメラを向け続けているカメラマンもいた。
“偽ベートーベン”騒動後、昨年紅白に初出場した「リンクト・ホライズン」のボーカル、Revoや、イラストレーター・みうらじゅんさんが「そっくりさん」としてネット上で話題になり、思わぬ“風評被害”に巻き込まれる形となった。
今回は、ネット上で「おすぎ似」などとコメントが次々とあがっている。
トレードマークの長髪を短く切った理由について聞かれると、佐村河内氏は「信じてもらえないかもしれないですが…、2つ目のホテルに移った時に、もう髪が長いとか、こんな伸ばしてる場合じゃない、ということで、妻に切ってもらいました。(騒動後)ずっとホテルを転々としていました。妻は元美容師だったんで…」とストーリー仕立てで、妻に切ってもらったことを説明した。
同様に、室内でも必ず着用していたサングラスについても「このあと、(まぶしい光のせいで)ダメージが来ると思います。でも大丈夫です。(サングラスを)してくると叱られると思ったので」と話した。