安西マリア 依然意識戻らず危篤状態

 心筋梗塞で都内の病院に緊急入院し、意識不明の危篤状態が続く歌手・安西マリア(60)について所属事務所が8日、マスコミ各社にファクスで病状を説明した。急性心筋梗塞と診断され、現在は依然として意識は戻っておらず、予断を許さない状態という。

 所属事務所は、病状を説明するとともに、家族や自宅周辺、病院などへの取材の自粛を呼びかけている。

 事務所の説明によると、安西は2月20日午後8時半ごろ自宅で心臓の痛みを訴え、自ら119番通報。都内病院に緊急搬送された。

 「急性心筋梗塞」と診断され、除細動器などの治療により、一時蘇生し、反応だけは戻ったものの、依然として意識は戻っていないという。

 また、集中治療室(ICU)では、20日から3日間にわたり、低温療法、冠動脈再灌流療法などの治療も行い、最善の術を尽くしたという。

 現在は「自力呼吸もできており、生命維持はされている」状況だとも説明。しかし、発症から2週間あまり、予断を許さない状況に変わりはないと報告した。

 安西は19歳だった73年にエミー・ジャクソンのカバー曲「涙の太陽」でデビューし、大ヒット。右手を顔の横でヒラヒラと振る、振り付けも人気となった。

 ドイツ人のクォーターで、彫りの深いルックスとグラマラスな肢体で人気アイドルとして活躍した。

 78年に失踪騒動を起こして芸能界から姿を消したが、近年になって再起。都内のライブハウスでライブを開催していた。また、うつとの闘病を告白していた。

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