橋下氏が出陣「都構想ダメなら落とせ」
橋下徹前大阪市長(44)の辞職に伴う出直し市長選挙が9日、告示された。看板構想「大阪都構想」の議論停滞脱却を訴える橋下氏は午前に立候補届を提出し、大阪・難波の高島屋前で第1声。選挙カーの上で都構想を解説するため1メートル超のロング指示棒をひっさげ登場した。
「お騒がせしております」と笑顔で第1声を放った橋下氏。自民など他党の反対で、今夏までの都構想の設計図完成が暗礁に乗り上げたとし「もう政治の世界は本当に分からない。議会でズルズルズルズル(議論を)引き延ばされる嫌がらせ。10年も20年も、期限決めずにチンタラ議論してどうする。期限決めない仕事なんて、普通の会社なら人事評価Dだ」と批判した。
「もう訳の分からないの嫌なんで、都構想ダメなら今回の選挙でスパッと僕を落としてください」「別の候補者に入れて辞めさしてほしい」と強気発言を連呼した。
一通りの演説を行うと「もう演説しません。説明します」と、選挙カーの上で“橋下塾”を開催。都構想解説用の巨大パネルを、指示棒でバンバン叩きながら説明。大阪府と大阪市の二重行政解消による経費削減効果や、大阪市を5区に分割した場合の住民サービス向上などを訴えた。
一方で、出直し市長選に打って出た橋下氏の動きを“黙殺”する方向の他党を「どうなってんですか大阪の政党は!堂々と僕のクビを取りに来い!」と声を張り上げ、指示棒で演説台の手すりを叩きまくる一幕も。
さらに演説&解説後には一般市民からのマイク質問を受け付けた。選挙カーの正面に設置された台に次々に希望者があがって応答。賛成派の声が多かったが、中にはある政党の地方議員から「賄賂を求められた」との陳情も。これには橋下氏も苦笑い。代わりに傍らの松井一郎・維新幹事長(大阪府知事)が「警察に言うてやってください」と返していた。
今後も質問OKの対話演説を継続するという。この日、午前11時までに橋下氏を含め3人が立候補。自民、公明、民主、共産の4党は公認候補擁立を見送る方向性を示している。
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