NMB48 被災地へ57人がエール
東日本大震災から3年となった11日、アイドルグループ・AKB48が岩手・宮城・福島3県を訪れ、ミニライブを行った。ほかの48グループの本拠地4劇場でも特別公演を実施。大阪・なんばでは、NMB48のメンバーが東日本大震災復興支援特別公演を行った。
国内48グループの他の本拠地3劇場と岩手、宮城、福島の被災3県を中継でつなぎ、復興応援ソング「掌が語ること」を合唱後、NMB48劇場で単独ライブを行った。
被災地でのミニライブに参加しているチームNの山本彩(20)、渡辺美優紀(20)らを除く57人はそろいの白いTシャツにショートパンツ姿で登場。ファンとともに丸3年を迎えた被災地に向けて大阪からエールを発信した。
チームB2の日下このみ(18)は災害に備えて「部屋に防災リュックをつくっています」と告白。ビニール袋やばんそうこうを詰め込んでいるという。石塚朱莉(16)から3日分の食料が必要であることを指摘されると「1日分しか入れてなかった」と補充を誓っていた。
最後にメンバー全員で「誰かのために」を心を込めて熱唱。終演後は来場者を見送りながら吉田朱里(17)らが募金を呼び掛けると、多くのファンが快く応じていた。