AKB各メンバー被災地で思いそれぞれ
東日本大震災から3年となった11日、アイドルグループ・AKB48が岩手・宮城・福島3県を訪れ、ミニライブを行った。卒業を控える大島優子(25)は、仙台出身でグループ唯一の被災メンバーである岩田華怜(15)らと宮城県石巻市を訪問した。メンバーはそれぞれ被災地への思いを熱くした。
石巻市・大島優子「今日、(岩田)華怜とはじめて被災地に来させていただいて、自分の故郷がなくなってしまうことの恐ろしさを同じAKB48メンバーが体感したんだということ、そして、隣で泣いている彼女の姿をみて、その悲しさに胸が痛みました」
宮古市・渡辺麻友「こうして岩手県宮古市のみなさんと再びお会いできたことをすごくうれしく思っています。みなさんと触れあえて握手もさせていただけて、たくさん話せて、本当にこうして喜んでもらえることがうれしいです」
南相馬市・指原莉乃「今日の福島県の海沿いの状況を実際に見ると、まだまだ私たちに出来ることはたくさんあると、あらためて思いました。被災地支援活動を通して、実際に被災地の皆様のお話を直接うかがう事が出来るので、この活動は今後も是非続けていきたい」
石巻市・松井珠理奈「震災前にSKE48のMV撮影で宮城県にお邪魔したことがありました。まだ、被災地訪問に参加できていないSKE48メンバーも多くいますので、その仲間ともぜひ被災地支援活動を行えれば」
石巻市・渡辺美優紀「今日会場でステージから見えた皆さんの笑顔、ハイタッチのとき『娘が笑顔を見せてくれた、ありがとう』と言ってくれたお母さんとの出会いなど、とてもうれしかったです」
南相馬市・横山由依「3・11という日に、AKB48の一員としてこうやって福島や宮城、岩手に行かせて頂けることに感謝しています。みなさんの笑顔をみれて、一緒の時間を共有できて、今過ごしている一瞬を無駄にしてはいけないんだなと強く感じさせてくれました。自分にできることは、一生懸命歌って、踊ってみんながちょっとでも笑顔になってくれることだと思います。これからもこういった活動を続けていきたいです」