金田一少年&コナンが土曜夕に連続放送
今年4月から日本テレビ系で14年ぶりに復活するアニメ「金田一少年の事件簿R(リターンズ)」が、現在放送中のアニメ「名探偵コナン」とのタッグで、土曜夕方に計1時間の“推理アニメ枠”を結成することが分かった。13日に両番組を制作する読売テレビが春の番組改編会見で明らかにした。
4月5日から、土曜午後5時30分から「金田一‐」、続けて同午後6時から「コナン」を放送。天才少年探偵が主人公の名番組2本がコラボする格好となった。
読売テレビによると、視聴者に対し、曜日・時間帯によって放送番組のカラーを分かりやすくする狙いがあり、キー局である日本テレビとの協議で、これまでに土曜夕方を“アニメ枠”とすることで合意。現在放送中のアニメ「宇宙兄弟」が3月で終了することを受け、ここに「金田一‐」を投入する。
「金田一‐」は、97年4月から00年9月まで第1期作「金田一少年の事件簿」が放送され、最高視聴率19・0%(148話の平均14・8%/関東地区)を記録。名探偵だった祖父譲りの推理力を持つ高校生探偵・金田一一(はじめ)が数々の難事件を解決する人気アニメで「じっちゃんの名にかけて!」「謎はすべて解けた!」の名フレーズでおなじみ。
14年ぶり復活となる今回の続編は、昨秋から少年マガジンで連載がスタートした「金田一少年の事件簿R」を原作に、新たなストーリーが展開される。金田一役を声優・松野太紀が務めるほか、幼なじみの七瀬美雪、剣持警部、明智探偵らおなじみの登場人物の声も、前作の声優陣が再集結する。