宇津井健さんに紀香が教えられた言葉
俳優・宇津井健さんが亡くなった。正統派の二枚目スターとして、物腰も外見も常に穏やかでダンディだった宇津井さん。同じ事務所に所属する女優・藤原紀香も憧れの、尊敬する大先輩だった。
紀香は2012年10月、フェイスブックに所属事務所の20周年パーティでの宇津井さんとのツーショット写真を掲載した。「大好きな、尊敬する大先輩」と紹介し、「年齢なんて感じさせないくらい いつも若々しい。トレーニングも毎日欠かさず、fashionへのこだわりも素敵で、常に新しいことにchallengeをしていて、activeな方☆」と書き込んだ。
宇津井さんは日頃から、4キロのダンベルでトレーニングするなど、体型維持、体力維持に努めていた。
紀香は、宇津井さんから再会するたびに「大切なこと」を教えてもらったという。
「俳優として、人として、大尊敬しています。芸能界にはいろんな人がいます。売れたら、驚くほどスノッブに変わってしまう人もたくさん見てきましたが、宇津井さんが18年前の初対面のとき、言ってくれた言葉を忘れたことはありません。」と人柄について記し、「有名になればなるほど、頭(こうべ)をたれるものです。実り多き、稲穂のようにね。」と教えてもらった言葉を紹介。
「これからもこの言葉を胸に、これからも 周りへの感謝の気持ちを忘れず、自分の道を歩んでいきたいです。」と胸に刻んでいた。