紀香 宇津井さんの死に「涙止まらず」
俳優・宇津井健さんが14日、亡くなった。82歳だった。正統派の二枚目スターとして、物腰も外見も常に穏やかでダンディだった宇津井さん。約20年にわたり、同じ事務所に所属し、ドラマで共演するなど、公私にわたり、宇津井さんを「尊敬する大先輩」と話していた女優・藤原紀香は、同日夜、ブログで「まだ、信じられなくて、、、」と突然の別れに言葉を失った。
紀香は、「まだ信じられなくて、、、」のタイトルでブログを更新。「とても身近な、尊敬する人生の先輩が他界してしまいました。まだ気持ちの整理がつかず、涙が止まらず、この文を書く手も震えています。もう少し時間をください」と短くつづった。
紀香は宇津井さんについて、2012年にフェイスブックでツーショット写真を掲載し、「大好きな、尊敬する大先輩。年齢なんて感じさせないくらい いつも若々しい。トレーニングも毎日欠かさず、fashionへのこだわりも素敵で、常に新しいことにchallengeをしていて、activeな方☆」と紹介していた。
紀香より半年遅れで所属事務所に入った宇津井さんは、俳優としても、人としても「大尊敬」する人だった。
前出の2012年のフェイスブックでは、今から約20年前の初対面の時に、「有名になればなるほど、頭(こうべ)をたれるものです。実り多き、稲穂のようにね。」という言葉を教えてもらったことを記し、「この言葉を忘れたことはありません」と胸に刻んでいた。