小島よしお「お先真っ暗」と絶望
お笑いタレントの小島よしお(33)が15日に放送されたABC「東西芸人!沖縄2人旅」に出演。スパルタのイメージが強いベテラン漫才師・オール巨人(62)を相手に、ネット上で流れた自身の死亡説や、「お先真っ暗」という将来について、真剣に相談した。
東の芸人、西の芸人が一緒に旅をする同番組。芸にも礼儀にも人一倍厳しいことで知られる巨人を相手に、小島の真剣な人生相談が始まった。
小島は1月、ツイッターのフォロワーからネット上で死亡説が流れていることを知らされた。直後に、生放送のネット番組に出演した際に、死亡説を否定したが、「きっとこれはVTRだ」「替え玉だ」などと、信じてもらえず、番組の最後の大喜利のコーナーでスベった時に、「これは小島よしおだ」と生存を認めてもらうという皮肉な展開となった。
“一発屋芸人”として消えかかっていることで、流れた死亡説。巨人に新ネタ「歯磨き」「おひねり、あ~げる」などを披露してみせたが、「それ、裸でしないほうがいいな」「それ、別に欲しないわ」とドン引きの気配が漂った。
07年に「そんなの関係ねぇ!」「おっぱっぴー」のギャグで大ブレークし、「そんなの関係ねぇ!」が流行語大賞のトップ10に入賞したものの、その後は泣かず飛ばず。「この先、どうしたらいいんだろう。今んとこ、真っ暗ですね」と悩める心境を吐露すると、巨人は「新しいネタみたけど、ジャンルは同じやん。ジャンルを新しいものに替えていかんとあかんのちゃう。まずしゃべりやから。『おいおい、小島変わったな』というもんにしていかなあかん」と親身にアドバイス。
トレードマークのブーメランパンツ姿でのネタにも、「裸もたまにしか見いへんな、というぐらい変えていかな」と的確にコメントしていた。小島は“巨人師匠”の真剣な助言を胸に復活できるのか。今後の変身ぶりが期待される。