小沢健二、いいとも16年ぶりTV出演
シンガーソングライターの小沢健二が20日、フジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに登場、前回1998年以来16年ぶりのテレビ出演を果たした。
小沢がスタジオに登場すると、タモリが「お久しぶりです」と迎え、小沢は「きのうスタッフに調べてもらったんですが」と、98年元日夜にバラエティー番組に出て以来のテレビ出演であることを説明した。「そのときタモリさんもおられたんですよ」と、まずタモリとの因縁を話題にした。
16年の間には、10年ぐらいニューヨークに住んだあと、中南米やアフリカ、アジアに滞在、再びアメリカに戻ってロサンゼルスやニューメキシコで暮らしたという国際的な遍歴生活を明かし、アメリカ人の妻との間に9カ月になる長男をもうけたことも改めて紹介した。
そんなプライベートトークのあと、ギターを取り出した小沢は「タモリさんと番組スタッフに」と「さよならなんて云えないよ」など2曲を披露、タモリを「いやいやいやぁ、ぜいたくだねぇ」と喜ばせた。
小沢は2010年に行った全国ツアーを収めたライブアルバム「我ら、時 通常版」を19日にリリースした。
そして同日には公式サイトで「いいともが終わると、日本のお昼の光景も変わっていきますね…。タモリさんと陽水さんの温かな会話を聞きながら、感慨にふけっていました」と、いいともとタモリへの思いをつづった。
19日出演の井上陽水が番組中で「タモリに贈る歌」を披露したことへのつながりで「では、明日、お目にかかります。一昨年のオペラシティのような感じで、ギターを弾けたらと思っています」とスタジオでの生演奏を予告していた。