黒沢年雄、がん再発で昨年4度の手術
俳優・黒沢年雄(70)が21日に関西テレビ(関西ローカル)で放送された「快傑えみちゃんねる」に出演。胃がんと食道がんが発覚し、昨年4度手術を受けたことを明かした。
番組で「初めて明かすんだけど」と切り出した黒沢は、昨年、胃がんと食道がんでの手術を計4回行い、胃の3分の1を切除したことを明かした。
黒沢によると、昨年はまず食道がんの手術を行った。しかしその3月後に再発し、手術。11月に今度は胃がんを患っていることが判明。手術を行ったが、直後に再び粘膜に悪性ポリープが見つかったことを告げられた。すでに昨年だけで3度のがん手術をしていた黒沢は、担当医に「ちょっと切るだけでしょ?」と聞いたが、結局胃の3分の1を切り取ることとなったという。
黒沢は1992年に大腸がんを発症。2008年に膀胱がんを患い、手術している。10年には再発検査で完治したことを報告し、「もう不安はないですね。(がんは)盲腸より怖くないです」と話していた。
黒沢はこの日、「今まで6回(がんの手術)やってますけど、全部クリアしてます」と笑顔。手術の翌日に点滴を持って歩き、退院後1週間で日課としていたジムでのトレーニングを再開したそうで、「考え方によっては、がんは怖がっちゃいけない。(がんと宣告されて)へこむのは5日間ぐらい。考え方一つです」と力強く語っていた。