辻仁成 中村獅童らに励まされ感謝

 女優の中山美穂(44)との離婚が報じられた作家でミュージシャンの夫、辻仁成(54)が28日、脚本・演出を務める舞台「海峡の光」の舞台げいこが行われている都内のスタジオに姿を見せ、離婚報道後初めて公の場に登場した。

 スタジオの入り口に報道陣約50人が待ち受ける中、黒い自家用車から降りた辻。もみくちゃにされながら振り向くと、「報道は事実ですか?」「離婚はするのですか?」「美穂さんとは会っていますか?」と矢継ぎ早の質問に対し、手で制しながら「一言いいですか。今は舞台に集中させて下さい。自分は家族を守ることが今の自分のすべてなので、よろしくお願いします」と話し、スタジオの中に消えた。

 左手薬指には結婚指輪はなかった。

 稽古場に入った直後には自身のツイッターで「初日、幕があくまで今は日々の稽古に集中しますなり。」とコメント。けいこ途中には再びツイッターを更新し、「今日の稽古場はいつになく元気で活気がある。励まされる。」と主演の中村獅童ら出演者やスタッフらの気合いに感謝。「芝居に勢いが出てきたなり。よし。」と自らを鼓舞するようにツイートした。

 28日夕、けいこを終え、再び姿を見せた辻氏は無言。代わりに獅童が「いつも通りでした。元気でしたよ」と様子を伝えた。

 この日の辻は、黒のジャケットに黒のパンツ姿、ストレートの髪は肩の下まで伸び、頭にはサングラスをかけるなど中性的な雰囲気を醸し出していた。

 4月11日開幕の「海峡の光」には、獅童、片桐仁らが出演している。

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