朝ドラ「花子とアン」初回21・8%
3月31日にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」(月~土曜、前8・00)の初回視聴率が、関東地区で21・8%(関西18・1%)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。
前作「ごちそうさん」が昨年9月の初回を22・0%でスタートし、期間平均(全話平均)は過去10年の朝ドラ1位となる22・4%を記録したが、「花子‐」も同水準の好スタートを切った。
同作は女優・吉高由里子がヒロインを務め、明治から昭和を舞台に、「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子さんの波乱の半生が描かれる。
31日の初回は、吉高扮するヒロインが、昭和20年の東京大空襲の中を、翻訳中の原稿を大切に抱えて守る場面からスタート。その後、物語は明治に戻り、ヒロイン・安東はな(のちの村岡花子)が山梨の貧しい農家に生まれながらも、読み書きの習得の早さで小学校の教師を驚かせる姿が描かれた。幼少期のヒロインは山田望叶が演じている。
【最近の朝ドラ視聴率】
初 回 最 高 期間平均
ゲゲゲの女房 14・8(23・6)18・6
てっぱん 18・2(23・6)17・2
おひさま 18・4(22・6)18・8
カーネーション 16・1(25・0)19・1
梅ちゃん先生 18・5(24・9)20・7
純と愛 19・8(20・2)17・1
あまちゃん 20・1(27・0)20・6
ごちそうさん 22・0(27・3)22・4