三浦祐太朗の歌声、母・百恵さん似

 歌手・三浦祐太朗(29)が歌を担当した「FLAMENCO 曽根崎心中」が2日、東京・新国立劇場中劇場で初日を迎え、プロデュース・作詞の阿木燿子氏(68)、夫で音楽監督・作曲の宇崎竜童(68)らと会見を行った。

 阿木氏と宇崎は三浦の母で元歌手の山口(現三浦)百恵さん(55)の名曲を数多く作詞・作曲している。阿木氏は「タイムスリップというか、若い日に聴いた百恵さんの声がオーバーラップするというか、本当に感慨深い」としみじみ。「声に哀愁がある。毎日進化していて感情移入も深くなっているのが感じられます。成長しています」と褒め上げた。

 宇崎も「(三浦)友和さんの真っすぐさと百恵さんのちょっと陰のある声を受け継いでいる。祐太朗君のおかげで『曽根崎心中』が一段、階段を上ったように感じる。フラメンコの変拍子を歌うのはかなりの課題だったと思うが、難なくクリアした。大満足です」と絶賛した。

 三浦は「ずっと母がお二人にお世話になっていて、(自分も)曲も好きですし、そんなお二人の曲を歌わせていただけるのはとにかく光栄です。すごく入りやすいというか、歌いやすい」と、恐縮していた。

 近松門左衛門の名作をフラメンコ化した舞踏劇。公演は6日まで。

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