片岡秀太郎 子供歌舞伎の統括講師に
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歌舞伎座が日本の伝統を未来に伝える目的で開設した、「こども歌舞伎スクール『寺子屋』」の開校式および第1期生入校式が6日、東京・歌舞伎座で行われた。
第1期生は応募総数415人の中から、書類選考と面接で選ばれた4歳から10歳までの48人。男の子が34、女の子が14人の内訳になっている。
統括講師陣の歌舞伎演技部門には中村梅玉(67)、片岡秀太郎(72)が名前を連ねているが、片岡は「日本には西洋文明が入って来ていますが、寺子屋では日本人らしい言葉などを覚えてください。必ず学校で学んだことが将来役立つよう、頑張ります」とあいさつした。
授業は1年間。歌舞伎興業中の土・日曜日に30回行われる。