優香が三谷作品で舞台初挑戦
タレントの優香(33)が7日、東京・池袋の東京芸術劇場で、ヒロイン役を務める舞台「酒と涙とジキルとハイド」(8~30日)の会見を、主演の歌舞伎俳優・片岡愛之助(42)、タレントの藤井隆(42)と行った。
脚本家の三谷幸喜氏(52)が小説「ジキル博士とハイド氏」を基に、書き下ろしたドタバタコメディー。今回が舞台初挑戦となる優香は、三谷氏のラブコールを受けて出演を決意したという。
「それまでは言われた仕事をやるだけで、30歳を過ぎて『変わらなきゃ』と思っていたところにお話を頂いた。チャンスかもしれないと思った」と説明。「三谷さんはすごく優しくて。もっと稽古をやりたいと思った。楽しくて、あっという間でした」と満喫した様子だった。
俳優に当てて脚本を書くという三谷氏について、愛之助は「(役柄は)ひたすらまじめでこざかしい。そういう風に見られているのか…」と苦笑い。
また、なぜか会見には参加せず報道陣の後方から見守る三谷氏に、藤井は「さっきから、ず~っと視線に入ってくる」とやりにくそうだった。
公演は5月4~18日に東京・天王洲銀河劇場、同22~25日に大阪・シアターBRAVA!でも行われる。