小保方氏「かっぽう着」捏造じゃない!
STAP細胞の論文問題で、捏造・改ざんなどの指摘を受け疑惑の渦中にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が9日、大阪市内で会見を開いた。
疑惑浮上後、初めて公の場に姿をみせた小保方氏は、かなり疲労感がにじんだ様子。涙声で「私の不注意で論文に疑義が生じ、多くの皆様にご迷惑をおかしました」と謝罪したが、自身の研究に関しては「STAP現象は真実」と毅然と主張した。
会見では、小保方氏が今年1月28日に研究成果を発表した際に「リケジョ」「美人すぎる科学者」と話題になり、研究室では白衣でなくかっぽう着を愛用し、研究室はピンク色で、ムーミン好きであることなども報じられた。
あらゆる角度から注目されたことに、この日、小保方氏は「おもしろいところに目をつけるなと思いました」としたが、あまりの注目度に「恐ろしかったです」とも。
一方で、数々の疑惑浮上後には、「ピンクの研究室」「かっぽう着」が理研の話題作りと指摘する報道もあった。これについて小保方氏は「かっぽう着は3年ぐらい前から着ています。研究室も私がユニットリーダーになった時に、準備してもらいました」と、こちらにも“捏造”がないことを説明した。