小保方氏 理研上司との不適切交際否定
STAP細胞の論文問題で、捏造・改ざんなどの指摘を受け疑惑の渦中にある、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が9日、大阪市内のホテルで会見を開いた。
「美人リケジョ」と話題の小保方氏らしく、ブランド服を新調し、会見前にホテル美容室で巻き髪をセットして臨んだ。150分にわたった会見では、疑惑浮上後に多方面から噴出したさまざまな疑惑報道に対し、ひとつひとつ否定し、説明を行った。
理化学研究所の上司と“不適切な関係にあった”とする報道に対しては「そんなことはありません」と否定。
米ハーバード大学留学時代や、理研入所後の一定期間、高級ホテル暮らしをしていたことには「私はホテルに滞在して生活していた時期は、ハーバード側の研究員でしたので、出張での滞在でした」と説明した。
また今回の騒動を巡り、理研側から、論文撤回のバーター条件として理研残留が示されたとの疑惑に関しては「そのようなことは言われてません」とした。