小保方氏会見 開始前から会見場大混乱
STAP細胞の論文問題で、9日午後に理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が疑惑浮上後初めて会見を開く大阪市内のホテルは、報道陣が殺到し開始前から大混乱となった。
会見開始の1時間前には会見場の部屋の前に約300人の報道陣が集まり、入場を待つ長蛇の列ができた。急遽、テレビカメラは1系列2台、新聞は各社5名など、入場制限の措置がとられた。ロビーにはスタッフの「慌てないでください」「順番に並んでください」との大声が響いた。会場は予定より30分繰り上げて開場された。
またホテル玄関で小保方氏の入り待ち取材を行っていた取材陣に退去要請があり、入り待ち取材を行った場合は会見場への入場禁止となるルールが設定された。
代理人の三木秀夫弁護士は、会見前の小保方氏の様子について「大変、緊張しております」と説明した。