小保方氏に激励メッセージ相次ぐ
STAP細胞の論文問題で、捏造・改ざんなどの指摘を受けて9日に会見した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)に対し、激励のメッセージやファンレターが多数寄せられていることが10日、分かった。
涙を流しSTAP細胞の存在を訴えた会見から一夜明け、小保方氏は入院先の大阪府内の病院で静養した。この日、電話で連絡をとった代理人の三木秀夫弁護士によると、小保方氏は「ありがとうございました」と感謝の意を伝え、体調については「大丈夫です」と話していたというが、さすがに緊張の中、会見が2時間半に及んだため疲れている様子だという。
また、三木弁護士の事務所には、前日の会見後から電話やファクスなどで小保方氏への激励のメッセージが20件ほどあり、スタッフが電話をとれなかったケースもあったという。激励の主は男女半々ぐらいで、内容は大半が「かわいそうだ」「応援してます」と小保方氏を応援するもので、研究者を名乗る人物から「僕でよかったら力を貸します」との支援の申し出もあったという。
またここ1週間で40~50通の激励の手紙も届いているといい、“美人リケジョ”と話題の小保方氏に「心から支えてます」とファンレター的な手紙もあり、小保方氏本人に届けたという。三木弁護士は小保方氏の入院が当面続く見通しを明かし「(激励を聞き)元気になってくれれば」と語った。