中野浩一夫人 可愛さんの死に言及
元競輪選手の中野浩一さんの妻で、タレントのNAOMI(本名・尚美さん)が11日、自身のブログで97年に飛び降り自殺した友人でタレントの可愛かずみさんを偲んだ。この日TBS系で放送された「爆報THEフライデー」では、女優・川上麻衣子が、亡き親友の思い出を語っていた。
NAOMIは可愛さんと14年に及ぶ付き合いがあり、結婚の相談や、可愛さんが患っていたうつ病などについても、夫婦ぐるみで相談を受けていた。
この日の放送を夫の中野さんと見ていたというNAOMIは「きっと心の病気の事は私が1番最初に聞いたと思う。それは多分 私は結婚し 芸能界を止めていた事と 私がその時に『パニック&適応障害』で苦しんでいる事をかずみは知っていたから。病気の事を話し易かったのだと思う。」とブログで打ち明けた。
夫婦で可愛さんを病院にこっそり連れていったことも、川上と連れていったこともあったという。
可愛さんの思い出について「今でも1番思い出すかずみは お酒を飲んで 明るくなって 幸せそうな笑顔です。」と記憶をたどった。
NAOMIは、可愛さんを救ってあげられなかったという川上の後悔の気持ちも、薬物依存状態となり、支えきれなくなった可愛さんから離れていった川上の気持ちも「よーく解る」とつづった。
「まだ私にはかずみを語れない。麻衣ちゃんは強いなぁって本当に思う。私は胸にモヤモヤしているモノがまだあって・・・それが自分の中で解決出来るまでは語れないのよ。だから今でも一切かずみの取材は断っています。」と死後17年たった今も、消化しきれない思いが残っていることを説明した。