小保方氏 弁護士の電話に涙
STAP細胞論文に関する問題で理研の笹井芳樹CDB副センター長が16日、東京都内で会見したことを受け、小保方晴子ユニットリーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士が同日、大阪市内で報道陣の取材に対応。電話口の向こうで小保方氏が泣いていたことを明かした。
三木弁護士が小保方氏に電話すると、小保方氏は涙声で応対したという。三木弁護士は小保方氏のコメントとして、「尊敬する笹井先生が、私の過ちのために会見で厳しい質問にお答えになっている姿を見て本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。申し訳なさ過ぎて言葉になりません」と読み上げた。
三木弁護士は「ほかに交わした言葉もあるがこれに要約した」と話した。笹井氏が論文撤回について言及したことなどについては「個別のやりとりはしていない」と述べるにとどめた。
小保方氏は、笹井氏の会見の様子をテレビで見守ったという。