大人AKB塚本 テレビ生出演
AKB48が30歳以上の期間限定メンバーを募集した「大人AKB48オーディション」に5066人の応募者から選ばれた塚本まり子(37)が18日、フジテレビ系「めざましテレビ」にスタジオ生出演、“芸能界デビュー”を果たした。
司会の軽部真一アナに迎え入れられた塚本は、青いボーダーTシャツに白いパンツという若い主婦らしい姿。もじもじするような態度で、初めてのテレビスタジオに慣れていない様子がありあり。「ようやく、少し実感が沸いてきました」とおとなしく話した。
最終選考結果が発表された際の録画映像が流され、その瞬間について「自分が呼ばれてることに最初、気付かなかったんです。呼ばれると思っていなかったんで…驚きすぎてボーッとしてたかもしれません」と振り返った。
しかし、メインキャスターの三宅正治アナに「おっとりした性格なんですか?」と聞かれると、「そんなことないと思います」とはっきり答えた。
軽部アナに頼まれ、オーディションで歌った「会いたかった」のダンスを一部だけ披露したが、動きは控えめだった。
これから8月末まで多忙な日々に見舞われるが「子どもが生まれてから夜も熟睡をしたことがないので、そういうところを生かして頑張っていきたいと思います」と自信はあるようだった。
昼はフジテレビ系「バイキング」にも緊急ゲストとして出演した塚本、「めざましテレビ」と同じ服で登場すると「まだ全く慣れないです」ともじもじ。金曜レギュラーのNMB48、AKB48兼任の山本彩に紹介され「先輩ですから」と頭を下げて挨拶した。
土田晃之に「AKBでこの人は押さえといた方がいいって人は?」と塚本に対するアドバイスを求められた山本は「指原さん。何でも気にかけて拾ってくれるので」と答え、塚本は何度もうなずいていた。
大人AKBのことをあまり知らなかった出演者の渡辺えりは「若い中で1人だけ、年寄りで踊るってこと!」と驚き、他の出演者に「年寄りじゃない!」とたしなめられた。
塚本はママ友の推薦で応募した2人の子どもがいる専業主婦。芸能活動の経験は全くない素人。17日に行われた結果発表会では「自分と同じように子育てしているママたちにパワーを届けたいです」と志望動機を話した。
塚本は江崎グリコ「パピコ」のCMが始まる5月14日に活動開始、AKB48劇場での公演やコンサートへの出演、握手会にも参加し、8月31日に活動を終えて普通のママに戻る。