さかなクン 東映会長から脱帽子指令
タレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクンが24日、京都・東映太秦映画村に26日にオープンする体験映像アトラクション「さかなクンのデジタル深海水族館」の発表会見に出席した。
同アトラクションは、さかなクンが「ギョ年ぐらい前」に偶然、中華料理店で知り合った岡田裕介・東映グループ会長(64)の依頼を受け、企画参加した深海魚のプラネタリウム。
昨年にNHK朝ドラ「あまちゃん」に出演したさかなクンは、ひそかに俳優志向もあることを告白し、この日は同席した岡田会長に映画出演を直談判。アトラクションに協力したご褒美として「実はですね岡田会長!吉永小百合さんと阿部寛さんの映画に私も出させてください」と10月公開の東映映画「ふしぎな岬の物語」への出演を訴えた。
これに岡田会長は「もう撮り終わってるよ。第2作で考えようか」と前向き。一方で「でもね、その帽子(箱フグ帽子)をとらないと時代劇とかも出られないよ。寝るときもかぶってるっていうんだから。髪が薄いの?」とイジられた。出演条件として“脱帽”を求められたさかなクンは、「ギョギョギョ!」とすぐには決心がつかず悩んでいた。