フジ亀山社長バイキング低迷気にしない 

 フジテレビの亀山千広社長(57)が25日、都内の同局で定例会見を行い、32年間続いた「笑っていいとも!」の後番組で、1日にスタートした「バイキング」の低視聴率について、「一喜一憂しないようにしています」とコメントした。

 初回こそ6・3%だったが、下降線をたどって22日には最低の2・4%をマークするなど、苦戦続き。「あたり目の企画を早く見つけてもらわないと。生活情報バラエティーとして作ってますけど、もっとバラエティーに振り切ってもいいのではないか。ランチをしながら笑いたい人に、何を届けたいか考えてもらいたい」と、巻き返しへ向けて制作スタッフに注文をつけた。

 低空飛行の原因の一端を、「視聴習慣が当然ある。曜日で(視聴率に)ばらつきが出るのは、統一のキャスターではない宿命かもしれません」と分析。番組開始当初の「いいとも」も、視聴率2桁に定着するまでに、半年擁したことを強調していた。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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