お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建（４１）が４日、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演し、引っ越しした際に業者にツイッターで引っ越しをばらされたことを明かした。

　渡部は「この間、引っ越ししたんです」と話し始めた。業者が帰るころに「なんとなくツイッターを見た」ところ、「今日はアンジャッシュ渡部の引っ越しです」とツイートしているのを見つけた。

　渡部は「これはイカン！」と怒り、業者の幹部に「こんなこと書いていんですか。おたく、超大手の引っ越し業者じゃないですか」と注意。「どう折り合いをつけようか」と考えた末に「引っ越し代をタダにしてくれ」と掛け合ったという。

　業者側は非を認め、無料にすることで双方納得したという。

　同番組に出演した大渕愛子弁護士は「引っ越しがネットに公表されたことで損害を受けた」と業者側の行為に問題があることを指摘。「その損害を賠償請求することはできる。損害を受けた代わりに自分が負っている債務を免除して下さいという交渉なので、正当な交渉であって脅迫ではない」との見解を示した。しかしながら、渡部の言動の中で「こんな大手なのに個人情報もらしていいの」という下りがあることに触れ、「これは若干脅迫めいている」と指摘した。