小保方氏側 いろんな応援者がいる
STAP論文問題で、理化学研究所の調査委員会が8日、不正があったと認定された小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の不服申し立てに対し、再調査をしないことを決めた。理研の会見を受けて、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が同日、大阪市内で取材に応じ、小保方氏に支援の声があることを改めて述べた。
理研を相手取って民事訴訟に起こすこと以外に、外部からのオファーを受けるなどの選択肢が考えられることをあげ、「可能性という意味ではあらゆることが可能性の一つ」と明言を避けた。
小保方氏との話し合いについては「今日は早く寝なさい、休みなさいと言っています。とても寝られないでしょうけど、打ち合わせできる状態ではない」と9日以降に対策を協議する方向。理研の早過ぎる結論を受けて、この日深夜に急きょ弁護団が集合して、意見交換することも明かした。
「いろんな応援者の方、市民の方々からもさまざまな意見が寄せられている。そういったことも参考にしながら考えていくことになると思う」と三木弁護士。理研の理解は得られなかった小保方氏だが、支持者もいることを強調していた。