レツゴーじゅんさん死去 68歳脳出血

 漫才トリオ「レツゴー三匹」のメンバーのレツゴーじゅんさん(本名、渡辺美二)が8日午後5時29分、脳出血のため大阪市内の病院で死去した。68歳だった。堺市出身。

 じゅんさんは1963(昭和38)年、吉本新喜劇の研究生として吉本にいったん入った。「アホの坂田」こと坂田利夫と同期だった。しかし、じゅんさんも坂田も新喜劇の試験に落ちてしまった。

 その後、じゅんさんは64(昭和39)年、当時大きな人気を誇っていたお笑いタレントのルーキー新一が吉本を辞めて作ったルーキー劇団に入門。45年、正児、長作とレツゴー三匹を結成。吉本から遠のいた。

 関西テレビの人気番組だった「爆笑寄席」に頻繁に出演し、共演者からいじられるキャラで人気を博した。

 「じゅんでーす」「長作でーす」と順番に名乗り、最後に正児が似ていないのに「三波春夫でございます」と自己紹介して笑わせるギャグが定番だった。

 近年は逢坂じゅんとして俳優の分野でも活躍。最近では「半沢直樹」や「ごちそうさん」など人気ドラマにも出演していた。

 トリオとしてNHK上方漫才コンテスト優秀敢闘賞、上方漫才大賞新人賞、上方お笑い大賞金賞など多数受賞した。

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