ウルトラクイズが蘇る 小倉アナが裏話
「知力」「体力」「時の運」を合言葉に、アメリカ大陸を横断しながら1000問を超えるクイズに挑戦する日本テレビの伝説のクイズ番組「ウルトラクイズ」がBS・CSで初めて放送されることになり、第12回からレポーターを務めたフリーアナウンサーの小倉淳(56)が9日、都内で会見を行った。
CSチャンネル・CSファミリー劇場で「史上最大!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ」として6月に放送されるもので、当時日本テレビに所属していた小倉は、海外リポーターとして第12回大会(1988年)の全行程に同行しており、当時の裏話を集めた特番の収録も行った。
小倉は「ウルトラはテレビで仕事する人間なら、だれでもやりたい番組の一つだった。出るのが決まった時には、他局の同期にも優越感を持ったけど、ものすごく大変だった。重労働、僕らはシェルパです」と苦労を明かした。
第12回は東京ドームをスタートしてから、北米のアラスカから南米のブラジル、アルゼンチンを縦断する5万5000キロの行程。約1カ月間の撮影期間中は、ジュラルミンケース130個分のスタッフの荷物を移動するのが重要な仕事だったそうで、小倉は昨年7月に経験した参議院選挙と比較し「選挙は17日間。ウルトラの方が過酷」と言い切った。
放送は6月6、13、20、22日。