宇多田の挙式、地元紙が大々的に報道
シンガーソングライター・宇多田ヒカル(31)と8歳年下のバーテンダー、Fさんが23日(現地時間)、南イタリアのポリニャーノ・ア・マーレで結婚式を挙げる。挙式当日の23日、地元紙「ガゼッタ・デル・メゾジョルノ」は「ポリニャーノでスーパー・ウェディング」の見出しで、2人の写真を掲載し、大々的に扱うなど、注目を集めている。
また、教会での挙式出席者にはカメラの持参を禁じ、披露宴会場にはボディガードを配置するなど厳戒な警備態勢が敷かれることも、現地の取材で判明した。
挙式2時間前には教会前にイタリアや日本のメディアらが集まり始め、宇多田の登場を待つ状態となっている。
「ガゼッタ‐」によると、宇多田は22日にイタリア入り。ポリニャーノ・ア・マーレのサンタ・マリア・アッスンタ教会で正午(日本時間23日午後7時)から結婚式を挙げ、その後は新郎の出身地であるファザーノ市にある修道院を改装した会場「アバッツィア・サン・ロレンツォ」に移動して、披露宴を行う。
式には宇多田の友人でポップス・シンガー、レバノン出身のイギリス人MIKAらが出席する予定だが、宇多田側は母・藤圭子さんが昨年8月に亡くなったこともあり、親戚関係の出席はごく少なく、親しい友人が多いという。
同紙では、宇多田がロンドン市内のブルガリホテルでバーテンダーとして働くFさんとロンドンで知り合い、愛をはぐくんだことなど、ラブストーリーを詳細に紹介。宇多田については「超有名なポップスター。5200万枚のCDを売り上げた。日本版ラウラ・パウジーニだ」と、イタリアで最も有名な女性シンガーに例えている。
なお、イタリアでは原則的に教会での挙式はカトリック信者にしか許されていないため、式の前にまず宇多田がカトリックに改宗することになる。
宇多田は結婚発表直後の今年2月、公式HPでFさんとの連名でコメントを発表。Fさんが一般人ということもあり、「結婚式はショーではないということをどうかご理解ください」と、混乱を避けたい思いやプライバシーの尊重を訴えている。