宇多田厳戒挙式…傘広げ写真撮影阻止
シンガーソングライター・宇多田ヒカル(31)が23日、イタリア人バーテンダーのFさん(23)と、南イタリアのポリニャーノ・ア・マーレで結婚式を挙げた。宇多田側は写真を撮影されるのを阻止しようと、ボディーガード7~8人が徹底ガードする厳戒態勢となった。
「日本のPOPSTARと南イタリアの青年」との結婚に沸く現地では、2人の姿を一目見ようと約300人の野次馬が殺到。新郎に遅れること約15分、午後0時25分(日本時間23日午後7時25分)ごろ、後部座席がスモークガラスで覆われた黒いベンツのワゴンで宇多田が到着。地元の人々から「complimenti!(おめでとう!)」と祝福の声が次々とかけられた。
しかし、宇多田は、黒いタキシードに黒いネクタイ、黒いサングラス姿の警備員7~8人に徹底ガードされ、教会前で待ち構えた人々からは、その姿が見えずじまい。警備員は各自手にした紙製の傘を広げ、宇多田を完全ガードした。
シンプルな白いウエディングドレス姿の宇多田は、日本人メディアからも「おめでとう」と祝福の声をかけられたが、反応はなかった。
この日の招待者には、事前に写真撮影を禁じる通達が出されていた。
挙式後、新郎の故郷・ファッザーノに移動し、披露宴を行うが、ここでもボディガードを配置するなど厳戒な警備態勢が敷かれることが明らかとなっている。
なお、現地では、日本の有名歌手の結婚式に「ジェニファー・ロペスが来るんだって?」(タクシー運転手)とウワサが飛び交っていた。
宇多田は22日にイタリア入りした。