宇多田の厳戒挙式に地元紙「がっかり」

 23日に南イタリアのポリニャーノ・ア・マーレで行われた、シンガーソングライター・宇多田ヒカル(31)とイタリア人バーテンダーのフランチェスコ・カリアンノさん(23)の結婚式について、24日付の現地紙が「不満な挙式 ウタダ受け入れられず」などと報じた。ガゼッタ・デル・メゾジョルノ、ヌォーヴォ・コティディアーノ両紙とも、一面に写真付きで掲載した。

 「ガゼッタ‐」紙は、「ポリニャーノで“イエス” 日本人スター」、「ちょっと地元は不満 ウタダはみんなに受け入れられなかった」との見出しで報道。本文中でも、新婦の入場とカップルのツーショット撮影を阻止するため、ボディーガードたちが紙の傘で二人を隠す手段に出たこと、また出席者全員に挙式についての様子を話すなというかん口令が敷かれたことに触れ、異様な式だったとした。

 そして「ポリニャーノの地元民は、日本人の花嫁を心からお祝いしたいという気持ちで教会前に集まったのに対し、このような対応でがっかりさせられた」と、厳しい論調だった。

 「ヌォーヴォ‐」紙も、「招待客には、取材に来ている日本のマスコミに対して挙式中の情報を漏らすなというお達しが出た」、「挙式後のライスシャワーでは、招待客を使った壁で二人を一般人の視界から封じようとした」と、厳重すぎる警備ぶりに焦点を当てた記事を掲載。また、両紙に掲載された写真も、遠方上空から撮ったような一枚を除いて、宇多田らの後ろ姿ばかりだった。

 南イタリアの穏やかなリゾート地を騒がせた、日本の歌姫の挙式。だが一夜明けての報道は、お祝いムードよりも“がっかり”の印象が目立った形に。現地住民にとっては、異様なまでの厳戒挙式は理解できなかったようだ。

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