川栄らに同じ被害の倉沢淳美さんが助言

 AKB48の握手会での事件で被害に遭った川栄李奈、入山杏奈のメンタル面が心配される中、かつて暴漢に襲われ右手首を切る傷を負った元わらべの倉沢淳美さん(47)が28日、フジテレビ系「ノンストップ!」に電話出演、2人のアドバイスを送った。

 倉沢さんは1984年、札幌で行われた新曲キャンペーン握手会で、ファンに交じって近づいた男性に切りつけられ、右手首を6センチ切る全治2週間の傷を負った。当時16歳だった。「生意気だから」というのが犯人の犯行動機だった。

 今は主婦としてドバイに在住している倉沢さん、当時の傷跡はまだ残り、しかも今でも物が当たると痛いという。

 事件以来、倉沢さんは「後ろから人が歩いてくると何か持ってるんじゃないかって恐怖心はずっとありましたね」と、知らない人に恐れを抱くようになり、しかも「ずーっとですよね。それは消えないんじゃないかな」と容易にぬぐえないものであることを明かした。

 今回の事件を報道で知り「私もお2人(川栄、入山)と同じ気持ちだったと思います」と自分と重ね見た倉沢さん、自分が立ち直った過程を「怖がっていても仕方ない。先に進まないといけないというのがあった。最終的には自分で乗り越えるしかない」と思い起こした。

 その上で「(2人は)つらい時だと思う。そういう時には考え過ぎずに強い気持ちを持つことが大事だと思います。時間をかけて、無理のないように休んでこれからのことを考えて欲しいと思います」と2人にアドバイスを送った。

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