韓国の人気女性グループ・ＫＡＲＡが１日、東京・日本武道館で、ファンミーティングを行った。今年に入ってニコル（２２）とジヨン（２０）が立て続けに脱退し、３人体制としての日本初ステージ。オープニングでアルバム曲「今、贈りたい『ありがとう』」を歌い終えると、３人ぞれぞれが再出発にかける思いを吐露した。

　最初にマイクを握ったリーダーのギュリ（２６）は、「私の大事な人たちに良い姿をお見せしたいのに、つらい姿ばかりで心が痛くなりました。」と脱退騒動での心境を吐露。「去年から悲しい気持ちになることが多かったですが、皆さんが愛してくれてるから頑張れました」と、８０００人のファンに感謝した。

　ハラ（２３）は「皆さんを傷つけて申し訳ないです。いろんなつらいこと、幸せなことがありましたが、皆さんをがっかりさせないように頑張ります」と謝罪の言葉も交えた。

　現在、新メンバー追加オーディションを開催中で、７月に決定する。本国ではファンから追加メンバーについて反対する声が殺到するなど、賛否両論巻き起こっている。

　また、この日のステージ終盤には８月の新曲リリースと、１０月からの全国ツアーを発表。客席からわき上がった大歓声に、スンヨン（２５）は「変化があって前に進むのは怖いですけど、これからも皆さんと歩いていきます」と再起を誓っていた。