高橋みなみ 総選挙厳戒警備協力に感謝

 AKB48の37枚目のシングルを歌うメンバーを決める「第6回AKB48選抜総選挙」イベントが7日、味の素スタジアムでスタートした。警備強化のため、開場は当初の予定より1時間早まり、午前11時半に開場。厳重な警備と降りしきる雨の影響もあり、第1部のAKBグループ総出演のライブは45分遅れでスタートした。

 当初の開演予定の午後2時半から遅れること45分、午後3時15分に第1部のライブがスタート。レインコート姿のファンで埋まった会場を見渡し、グループ総監督の高橋みなみは「先日の事件ではご心配をおかけしました」とあいさつ。

 「入場の際には皆さんにご協力いただきありがとうございました」と入場時の厳重警備への協力に感謝した。

 再開したAKB劇場では警備強化のため、最前列の客席をつぶしたが、この日の会場では、ステージと最前列の観客席の距離は約2、3メートル。スタンドやアリーナのあちこちには警備員の姿が見られた。

 5月25日の握手会での襲撃事件を受けて、入場口となる計6ゲートには、警備員のべ106人を配置し、手荷物検査を実施。さらに手持ちタイプの金属探知機122台を導入して危険物を排除した。会場では調布警察署の警察官50人が警備に当たるなど、異例の厳戒態勢となっている。

 この日のイベントは2部構成で、第1部がAKB48グループ総出演ライブ、第2部が総選挙開票となっている。

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