小嶋陽菜8位「AKB卒業…しません」
「AKB総選挙」(7日、味の素スタジアム)
AKB48・チームAの小嶋陽菜(26)が8位に入り、スピーチでグループからの卒業を表明しかけた。
スピーチに立った小嶋は「たくさんの応援ありがとうございました。私はもうAKB人生に悔いはありません」と発言。会場にどよめきと悲鳴が起こったが、続けて「私、小嶋陽菜は…ここで卒業発表しようと思いましたが…しませ~ん!」と宣言し、会場は爆笑に包まれた。
ただ小嶋は「今回の選挙も、みんなと思い出を作るために出たので、本当はここで卒業発表しようかなと決めていました」と告白。しかし、AKBの握手会の切りつけ事件などが起こり「もう少し、できることをやろうと思いました。卒後発表は、みんなが本当に笑顔になれた時にしようと思いました」と説明した。
一方で「ネットで今年、卒業発表しそうな人ランキング1位でした」と笑顔で話しつつ「ここで絶対しないぞと発表するのヤメました。私も、卒業宣言する時は、あっちゃん(前田敦子)、まりちゃん(篠田麻里子)ちゃんや、大島優子ちゃんのように、みんなに『え~っ!』と驚かれたい。だから選挙や大きなイベントがあるときに、皆さん、卒業のウワサをしないで」と異例のお願いをした。
年齢的に「衣装を渡された時にやばいなと思いました」と年齢ネタでも笑いをとりながら、現役続行を宣言した。
小嶋はAKB48のオープニングメンバーで、05年12月のAKB48劇場での初公演時から出演。以来、中核メンバーとしてグループを支えてきた。
かつて総選挙7位以内の鉄板メンバー“神7”に数えられていたが、昨年初めて“神7”から外れ9位に。今年は速報順位で17位と出遅れ、選抜漏れの危機にあったが、最終的には8位。1けた順位を死守し、貫禄を示した。