NMB大苦戦…選抜1人、32位以内に3人
「AKB総選挙」(7日、味の素スタジアム)
人気メンバーが前評判通りの活躍を見せ、事件に巻き込まれて期せずして注目を集めたメンバーは大躍進。姉妹グループもそれぞれ存在感を見せる中で、大阪・難波を拠点とするNMB48の大苦戦が、ひときわ目立ってしまった。
6位となり、初の“神7”入りを果たしたキャプテンの山本彩(20)も、壇上で表情を曇らせた。「今回の選抜メンバーで名前が呼ばれているのは、NMB48からは私1人だけです…」。その言葉が、グループとしての苦戦を如実に表していた。
NMBが誇る“2トップ”の1人で昨年は選抜に入った渡辺美優紀(20)は、速報25位から大きくジャンプアップを狙ったが、届かず18位。昨年は15位で選抜入りしたが、無念の陥落となった。トータル80人の中でも12人と、4グループの中でも最少。昨年から順位を落とすメンバーも続出した。
選抜とアンダーガールズを合わせた32人中、NMBメンバーはわずか3人。後発のHKT48が選抜2人、アンダーガールズ3人の計5人と躍進し、SKE48も選抜に4人を送り込んだだけに、NMBファンにとっては物足りない結果になったことは明らか。速報発表の直後、劇場支配人の金子剛氏が「申し訳ありません。私の責任です」と“低迷”を謝罪しつつ、「最終日に笑えるよう、底力を見せたい」と巻き返しを誓っていたが、結果にはつながらなかった。