AKB総選挙、東西で“趣向”わかれる

 7日にフジテレビ系が放送した「AKB48選抜総選挙生中継SP」の瞬間最高視聴率が関東地区28・7%(平均16・2%)、関西地区23・4%(13・0%)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高値を記録した場面は、同局がAKB総選挙の中継を開始した12年以降、3年連続で東西で“趣向”が分かれた。

 今年の第6回AKB総選挙は、AKB48・渡辺麻友(20)が、前年1位のHKT48・指原莉乃(21)を逆転し、初の頂点に立った。

 関東地区では午後9時4分、渡辺が1位コールされステージに上がった場面で瞬間最高を記録。過去も12年は前年9位から4位にジャンプアップした指原のスピーチ場面(28・0%)、13年は本命・大島優子を破り指原が初1位を獲得しコールされた直後の場面(32・7%)で最高値をマークしており、毎年最もサプライズを起こしたメンバーが“視聴率女王”となっている。

 一方、関西地区では今年は連覇を逃した指原がコールされた午後8時58分に瞬間最高。ちなみに12年は2位・渡辺麻友のコール(29・4%)、13年は2位・大島優子のスピーチ(32・3%)と、3年連続で2位獲得者が最高値をマークしている。2位発表で1位が確定するため“結果重視”の志向ともいえそうだ。

 ◆AKB総選挙・東西の瞬間最高

 【関東地区】

 12年/4位・指原莉乃(28・0%)

 13年/1位・指原莉乃(32・7%)

 14年/1位・渡辺麻友(28・7%)

 【関西地区】

 12年/2位・渡辺麻友(29・4%)

 13年/2位・大島優子(32・3%)

 14年/2位・指原莉乃(23・4%)

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