桂文枝 ライバルは「アナと雪の女王」
落語家の桂文枝(70)が71歳の誕生日である7月16日に「文枝フェスタ2014」(なんばグランド花月)を開催することになり12日、大阪市内で会見した。「迫力がすごい。あれに負けない作品を何とかつくりたい」と、大ヒット中のアニメ映画「アナと雪の女王」にライバル心を燃やした。
今年3月に「淡路島名誉大使」に就任したことから、当日は同島をテーマにした創作落語の第1弾「神話・日本国創世譚 淡路島誕生」を初披露する。「古事記」、「日本書紀」によると、日本で最初につくり出されたとされるのが淡路島で、国産みの神話の雰囲気を出すためにドライアイスの使用を予定している。
その演出の影響を受けたのが「アナと雪の女王」だ。主題歌を含めて日本列島を席巻中の“アナ雪”を文枝は2度鑑賞。「あれはすばらしかった。吹き替えと字幕と2回も見に行ってしまいました」と絶賛。さらには「みんなで歌おう版」の鑑賞も計画するほど感化されている。
文枝は「淡路島音頭」を制作中であることを明かし「最後に皆で淡路島の歌を歌えたらと考えています」と“アナ雪”を意識したイベント構想を口にした。
当日は淡路島ゆかりのスペシャルゲストを迎える予定で現在調整中。また、来場者には淡路島名産のタマネギをプレゼントする。