女医でタレントの西川史子（４２）が１３日、関西テレビのバラエティー番組「快傑　えみちゃんねる」に出演し、ＭＣの上沼恵美子に「ものすごい感謝してることがあります」と涙ながらに語った。

　西川は１月１１日に離婚。その翌日に「えみちゃんねる」の収録があった。このときは西川はゲスト出演しておらず、スタジオにはいなかったが西川と懇意のタレント、アンミカが出演していた。

　西川は「あたし、（アンミカと）仲がいいので聞いたんです」と涙声で話し始めた。ゲストとのトークで西川の離婚騒動の話題になったとき、上沼が「ここは別に流さなくていいから」と放送しないようにスタッフに配慮を求め、さらに「西川さんね、何も夫の悪口言わないで見事だったよね。偉いよね」と西川の一貫した態度をほめたという。

　西川は「上沼さんがそんなふうに言ってくださったと。その部分が終わってから『じゃあここから収録しよう』って言ってくれたって聞いて」と上沼の気遣いに涙声になり、後が続かなかった。上沼は「自然の流れだったので…」と言葉少なに話すと、ＭＣの大平サブローは「覚えてますわ。覚えてる」とアンミカが西川に告げた収録日のことを思い出した。

　上沼は「（当時）皆さんが、あの話をしたい、聞きたいと思っていた。でも（西川本人が）いらっしゃらないのに」と当事者抜きで話題にして放送することに抵抗があったことを明かした。

　上沼はまた、「あたしは西川史子さん好きなので。結婚のことも嬉しかったし、お祝いもして、お祝い返しもいただいた。でも、無理してる結婚だとは思った。結婚するには美し過ぎる。顔、形だけじゃなくて。ピュア過ぎる。結婚してはいけないタイプ」と西川が結婚には向いていないとの考えを示した。

　西川が「上沼さんもそうじゃないんですか？」とツッコむと上沼は「違う。一応、３７年もってるから」と誇らしげに話した。