今年１月に吉本興業入りしたタレント・板東英二（７４）が１３日、京都市内で行われた関西テレビの特番「爆笑！よしもと大運動会」（関西ローカル／２８日、後３・００）の収録に新人芸人として参加。騎馬戦やリレーに出場し、さらには“野球好き芸人”として元阪神・桧山進次郎氏（４４）との１打席対決にガチンコで挑んだ。

　吉本芸人１３０人が紅白にわかれての運動会対決で、小学生の体育着コスチュームで若手芸人にまじって奮闘した７４歳の新人。一昨年の申告漏れ騒動から活動復帰した執念をそのままに、桧山氏との対決前は、ひとりベンチ前で投げ込みを行い、完全に本気モードだった。

　プロ野球の大先輩である板東が、芸人として挑んできた珍対決に桧山氏もマジ顔で打席に。板東は現役時代を彷彿とさせる７０代とは思えぬフォームで、１直線に捕手のミットに収まる推定１２０キロ台の直球で勝負。５球目、桧山氏はついにバットを振りにいった。その結果は！？

　対戦後、板東は桧山氏に「長嶋さん、王に続くのは桧山君やね」と称えた。

　桧山氏は「板東さんは、あんなボールいくつまで投げられるねん！若いなぁ！」と感心。「板東さんという往年のエースと対決できる機会なんて今までなかったので楽しかったですね。ありがとうございました」とエールを送っていた。