民放持ち回りW杯特番 視聴率5%割れ

 サッカー・W杯ブラジル大会のハイライトや日本代表の応援企画を、民放各局が連日“持ち回り形式”でゴールデン帯で放送している特番「2014FIFAワールドカップDAILY」が、日本代表が初戦敗退した15日以降、4日連続で視聴率5%割れとなったことが19日までのビデオリサーチの調べで分かった。

 各局とも人気タレントや元日本代表選手らを起用し力の入った企画を放送し、高視聴率が期待できる“ドル箱”のはずだったが、日本代表の不調発進の余波を食らったものとみられる。

 日本代表が初戦でコートジボワールに敗れた15日夜放送のTBS系特番(後7・00)は4・5%。同局同時間帯の前4週平均は8・9%で、通常時と比べて数字が半減。以降、他局も同様の展開となった。

 16日・フジテレビ系特番(後7・00)…3・9%(前4週/8・4%)

 17日・テレビ朝日系特番(後7・00)…4・9%(前4週/10・2%)

 18日・テレビ東京系特番(後8・00)…3・2%(前4週/6・7%)

 同特番は来週以降も連日放送予定。(数字は関東地区)

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